加賀ロボレーブ国際大会2023 開催報告

 
令和5年11月3日(金)~5日(日)の3日間の日程で加賀ロボレーブ国際大会が開催されました。

コロナ禍により海外からの参加者が出場することができない状況が続いていましたが、4年振りに海外からの参加者を招いた形で大会を開催することができました。
大会には国内外合わせて500人を超える参加者があり、大きな盛り上がりを見せました。特に海外からは260人の参加があり、過去最多の参加者数となりました。

▼日本、中国、シンガポール、台湾から総勢502人が参加

 

▼会場の加賀市スポーツセンターは大盛況

 

▼今年の大会のPRポスター(3パターン)
各競技をモチーフにスタッフが生成AIを使用して作成しました!

 

そんな中、子ども達は日々のプログラミング学習の成果を十分に発揮し、参加者同士切磋琢磨して大会に臨む様子が見られました。良い結果を得られたチームや、悔しい思いをしたチーム等、様々なチームがありましたが、それぞれに得るものがあった素晴らしい大会になったのではないかと思います。

 

 ▼木の板でできた迷路を進みゴールを目指す     ▼黒い線を辿り、ボールを運ぶ
   「アメージングチャレンジ」          「ラインフォロイングチャレンジ」
   

 ▼木の板でできた土俵から相手を落とすこと   ▼山に見立てたコースを登り、頂上に旗を
  で勝敗が決まる「スモーボット」         立てる「アルペンボット」
 

▼センサーでロウソクの炎を見つけて、消火     ▼自分たちで企画制作したロボットを
  を行う「ファイヤーファイティング」       プレゼンする「アントレプレナー」
 

 

今年の大会の特徴は、何と言っても海外参加チームの多さにありました。コロナ禍に開催された大会では日本国内のみの相手と競う形でしたが、今年は久しぶりの国際大会となり、様々な国や地域のチームの参加者同士が競うこととなりました。
そんな中、海外チームの勢いやプログラミング技術の高さには驚かされることが多々ありました。特に台湾チームの競技への情熱や取り組む姿勢には目を見張るものがあり、各競技の成績でも上位入賞は、そのほとんどが台湾チームとなりました。
日本チームのこども達にとっては、とても悔しい思いをしたのではないかと思いますが、それと同時に日々の暮らしの中では経験できない人や文化に触れる貴重な国際交流の経験になったのではと思います。
 来年の大会では、今年の悔しい思いをした経験を活かして、是非素晴らしい成績を残せるよう取り組みを進めてほしいと思います。

 

  ▼加賀市チームが勝利!喜びが爆発!        ▼ミッションを完璧に達成!
 

      ▼緊張の一瞬!                ▼ラインフォロイング決勝!
 

   ▼外来賓も交えた国際交流             ▼台湾チームが大活躍
 

   ▼日本チームも上位に食い込む

 

最後に、ロボレーブのモットーは「Today’s Play,Tomorrow’s Pay(今日の遊び、明日の糧に)」であり、楽しむことが1番とされています。
勝敗にこだわることも大切ですが、「どうプログラミングすると上手くいくか?」「ロボットを思い通りに動かすには何が必要か?」など、失敗を繰り返しながら一生懸命考え、求める結果が得られた時の感動は何事にも代えがたいものだと思います。こども達にはこのような経験をどんどん重ねて、楽しく遊びながら学び、将来を担う人材に成長してほしいと思います。

 

▼大会の最後に、参加者全員でお馴染みの「Wow!」の掛け声!

 

来年も多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。